「エチカの鏡 ココロにキクTV」超英才教育スペシャル
フジテレビでの「エチカの鏡 ココロにキクTV」の4月19日の放映が、「超英才教育スペシャル」ということで、スーパーエリート塾「希学園」の前田卓郎氏と、0歳からの教育塾「くぼたのうけん」の久保田カヨ子氏&久保田競氏が特集されていたので、愛息の教育の為に拝聴しました。
前田卓郎氏のやり方は可能性の芽を摘みやしないか?
番組の前半は、中学受験の神様と呼ばれる前田卓郎氏がいる平成の松下村塾「希学園」の特集でした。
個人的には、前田氏の教育方針は、子供の可能性の芽を摘んでしまうのではないかと感じました。
両親や祖父母以外の大人が、子供に対して情熱を持って接するというのは非常にいいことだと思います。しかし、「エリートを作る」という方針に反対です。僕は、学校教育や学歴は必要条件なれど、十分条件ではないと考えています。
彼の「エリートになれ」という教育方針と授業風景は、まるで「受験教の教祖」のようで、エリートになることがすべてで、学校教育がすべてであり、それをまるで純真無垢な子供たちに洗脳しているかのような語り口に感じました。カリスマ性は確かにあるようですが、あれでは子供たちはそれがすべてと信じ込んでしまうだろうし、それによってあらゆる可能性の芽を摘んでしまうのではないかと危惧しました。
運動やスポーツなど身体を動かすことで得られるもの、音楽や美術、演劇、映画など目で見て、耳で聞いて得られるもの、おいしいものを食べるなど舌で感じて得られるもの。学校教育以外に必要なものは数多く、それこそが日本人に欠けている感覚であり、クリエイティブな仕事をするために必要なものだと思うのです。
とはいえ、テレビ番組といの編集されたコンテンツを通しての印象だけなので、彼自身の考えは図りかねますが、あの番組を通してですと、僕はそういう印象を受けてしまいました。
脳科学的観点からの育児法
後半は、0歳からの教育塾「くぼたのうけん」の久保田カヨ子、競夫妻の特集でした。主にカヨ子氏にスポットが当てられていました。
彼女の「受験のための勉強なんてクソくらえ」の一言に引き込まれてしまいました。前半を拝聴して、感じた上述のような思いと、あまりにも適合していたせいでしょうか。
「子供を東大に入れた」というところにかなりフォーカスを当てていましたが、それよりも僕は、彼女の長男が「大学に行く意味を見いだせない」と言ったときに、4年間は面倒を見てやるから大学に行かずに自宅で勉強しなさいと言ったことです。世間体を気にする空気が蔓延するこの国で、しかも大学教授の子息を大学に行かせないという判断をするのはすごいことだと思います。しかし、教育には時にはそういう判断も必要なのではないでしょうか。彼はその後、現場からたたき上げで一級建築士の資格を取得したそうです。
彼女の言う教育法は、子育ての経験者にヒアリングを行い、夫の仕事でもある脳科学と比較し、独自に組み立てた理論があるそうです。
その一部として、「0歳からの育児法」「歩き始めてからの育児法」の一部が紹介されていました。
0歳からの育児法
- おむつを替えるときは必ず声をかける
- 「いないないばぁ」は1日に5回以上をやる
- 子供服はカラフルなものを着させる(色彩センスを鍛える)
- なるべくおんぶする(運動能力に重要な平衡感覚を鍛える)
- 「幼児語」を使わない(幼児語は言い直す訓練が必要になってしまう)
- 箸や鉛筆はいきなり持たせず、まず正しく使っているのを何度も見せる
- 常に「どっちが好き」と質問をする
歩き始めてからの育児法
- 0の感覚を覚えさせる為に10からカウントダウン
- 約束を守らせるなら、自分も約束を守る
書籍も出されているそうなので、今度購入して読んでみようと思います。







